次世代に守り繋げる文化財(池田分署・池田消防団)
南越消防組合東消防署池田分署及び池田消防団は、池田町稲荷区のご協力をいただき、令和7年1月26日(日)午前9時15分から池田町稲荷区の須波阿須疑神社付近一帯で、第71回文化財防火デーに伴う警防訓練を実施しました。
文化財防火デーとは、昭和24年1月26日に奈良県にある法隆寺金堂の国宝とされている壁紙が模写作業中に焼失したことを機に、文化財愛護を目的として昭和30年からこの日を「文化財防火デー」と定め全国一斉に防火運動が展開されています。
本訓練では、須波阿須疑神社の拝殿が落雷により出火したとの想定で、火災を発見した宮司が119番通報訓練と初期消火訓練を行いました。また、地元の稲荷自警消防隊が小型動力ポンプによる初期消火を行い、消防署からはポンプ車1台と池田消防団第2分団車が出場し、連携して消火活動を行い、須波阿須疑神社本殿から搬出した文化財(模擬)を宮司に引き渡しました。
消防職・団員・自警隊が一体となった火災防ぎょ訓練を行い、文化財に対する防火意識を一層高めることができました。貴重な文化財を火災から守り、次世代へと繋いでいくため、今後もより一層の防火体制づくりにご協力をお願いします。
【訓練写真】
【訓練開始報告】
【宮司による119番通報】
【宮司による初期消火(屋外消火栓)】
【消防隊による文化財搬出】
【消防隊による消火活動】
【池田消防団員による消火活動】
【池田消防団員による消火活動】
【稲荷自警消防隊による消火活動】
【消防団・自警隊による放水活動】
【池田町教育長 挨拶】
【須波阿須疑神社宮司 挨拶】
【池田消防団長 訓練講評及び訓示】