南越消防組合中消防署及び越前市消防団南分団は1月22日（日）午前9時30分から、越前市南三丁目1-5「窓安寺」付近一帯において第69回文化財防火デーに伴う警防訓練を実施しました。

　文化財防火デーは昭和24年1月26日に、当時世界最古の木造建築物である法隆寺の壁画の大半が焼失したことを契機に、火災から文化財を守り、文化財愛護に関する意識の高揚を図るため、1月26日を「文化財防火デー」と定めて、全国的に防火運動を展開しています。

　訓練は、落雷により火災が発生したとの想定で開始され、区長による119通報、地区住民による消火器を使用した初期消火訓練、南二・三丁目自警消防隊、消防署員及び消防団員による火災防ぎょ訓練の順に行われ、本殿内に屋内進入した消防隊員により、模擬文化財が無事に運び出され、区長に引き渡されました。

　当日は、多くの地区住民の方にも見学していただき、地域一帯の防火意識の向上や文化財愛護思想の高揚を図ることが出来ました。

南二・三丁目区長による119番通報の様子

地域住民による初期消火訓練の様子

南二・三丁目自警消防隊による放水の様子

消防車両出場時の様子

越前市消防団南分団による放水活動の様子①

越前市消防団南分団による放水活動の様子②

消防隊による屋内進入の様子

消防隊による文化財搬出の様子

消防隊による放水の様子

訓練終了後の式典の様子

南二・三丁目区長挨拶の様子

越前市教育委員会教育長挨拶の様子

越前市消防団山﨑副団長訓示及び講評の様子